画像:帝国データバンクウェブサイトより
この起業準備シリーズはNif Coffeeが開業するまでの軌跡を記憶が新鮮なうちに書き留めて置こうと思います。
帝国データバンクから信用調査の依頼連絡が来ました。
データバンクの方も開業前の調査は非常に珍しいとのことです。
開業前の調査は概ね、商売の取引口座開設にあたり帝国データバンクの信用調査をセットで管理しているケースだそうです。おそらく生豆の買い付け候補の企業どこかかと思います。
我々の受けた信用調査(確認事項)は下記の通りでした。
1.現地の確認と面積
2.代表者の過去
3.ビジネスモデルと独自性について
4.決算書の提示
5.資金の状況
6.1年間のビジネスの展望(予測)
7.仕入れ業者候補
8.堀口珈琲とは円満退社なのか?
聞かれることは多岐にわたるのですが、公庫や銀行の融資向けに提出する情報とほぼ同じ感じです。
担当者の質問にひたすらお答えする形です。
最後の質問は、堀口珈琲で以前使っていた焙煎釜を譲り受ける仲です。
円満退社できました。
堀口珈琲の経営陣からは我々のネット専業という業態がコーヒー業界では珍しいのでどんな会社になるのか楽しみだと言われてます。
調査の後に、Nif Coffeeさんも他社の企業情報を取得しませんか?とご提案いただきました。
一番安い契約で、年間7万円ほどで2から4社の企業情報を取り寄せられることができるそうです。
個人的にはコーヒーに関係ある無し関わらず、興味本位で知りたい企業はたくさんありますが、ビジネス上、7万円を上回るほど有効活用はできなさそうです。
担当の方も終始礼儀良く、非常に話しやすい良い方でしたが、現段階では丁重にお断りしました。
つづく
小川健介