この起業準備シリーズはNif Coffeeが開業するまでの軌跡を記憶が新鮮なうちに書き留めて置こうと思います。
Nif Coffeeはネットショップのみなので物流はヤマト運輸を使いますが、発送するのに必ずダンボールのような梱包材が必要になります。
企業前に市場調査として様々なコーヒーのネットショップでコーヒー豆を購入しました。
デザイン・梱包・同梱物・注文から到着までのリードタイム・コーヒーの味・それに対する価格など確認しNif Coffeeのビジネスがどの位置で競争の優位性があるのか、どこを強化すれば他社と差別化できるのか確認しました。
文末のコーヒー屋さんからコーヒー豆を取り寄せましたが今回のテーマである梱包材のパターンは2つでした。
紙袋かダンボールの2択です。
実際堀口珈琲でも今年まで長年紙袋で送っていましたが、今年の上旬にダンボールに切り替えました。
(自分でこの市場調査をして、堀口珈琲が紙袋で送ってちゃいかんだろうと思い、物流担当として切り替えを社長に進言し変更に至りました。)
いろんなコーヒー店の豆を取り寄せて改めて感じたことですが、紙袋での発送は中の商品に凹みや傷が付きやすい上に、ダンボールのほうが受け取ったときに好印象です。
例外として日本郵便なら紙袋でもお客様のところまできれいに運んでくれます。ですが運賃がヤマトや佐川に比べめちゃくちゃ高いのであまり現実的ではありません。
一方でヤマトや佐川でもダンボールならきれいに運んでくれます。
私の結論としては食品の発送ならダンボールであるべきです。(日本郵便を使うなら紙袋でも可)
紙袋は安く保管場所も取らないので利点も多いですが、Nif Coffeeは価格と品質の両立が強みですので迷わずダンボールで発送にすることに決めました。
既製品のダンボールを購入するなら、小ロットならアスクル、少しまとまった量で買うならキラットやダンボールワンがネットでは定番です。
アスクル
キラット
ダンボールワン
いろいろ検討しましたが、Nif Coffeeでは商品のサイズに合わせ、デザインも入れたオーダーメイドのダンボールを作ることにしました。
もちろんオーダーメイドだと1度の納品数が1000枚以上とアスクルの発注単位10枚の100倍以上になるので広い保管スペースが必要です。
店舗を持たず、始めからダンボールの保管を考慮してテナント選びをしたのでこれは問題ありません、結果として少し値は張りましたがパッケージのクオリティを高めることに成功しました。
つづく
小川健介
<市場調査した企業>
コーヒーキャロット
土居珈琲
丸山珈琲
猿田彦珈琲
ブルーボトルコーヒー
ミカフェート
ドトールコーヒー
小川珈琲
澤井珈琲
サザコーヒー
ヒロコーヒー
豆香洞コーヒー
丸美珈琲
スターバックスコーヒー