この起業準備シリーズはNif Coffeeが開業するまでの軌跡を記憶が新鮮なうちに書き留めて置こうと思います。
ビジネスモデルが思いついたら、Excel上でざっと収支の予測を立てました。
基本は現職と同じコーヒー豆の焙煎と販売でしたので、何にどれくらいの費用がかかるのか?という費用感やどれくらいのことをしたらどの程度売上が作れるのか?10年も中規模ロースターで勤め、特に私は店舗・会社の数字に触れることが多いポジションでしたので、この概算シミュレーションはものの数時間で出来上がりました。
その結果「このビジネスプランは悪くない」「可能性はゼロじゃない!」と確認しました。
しかし、問題というかそもそも、私の立てたプランは一人では絶対に成立しない前提条件付きのプランであり、その前提条件がもうひとりのパートナーの渡邉を説得するということ、私はその準備に取り掛かりました。
つづく
小川 健介