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起業準備17 稟議から振込まで



この起業準備シリーズはNif Coffeeが開業するまでの軌跡を記憶が新鮮なうちに書き留めて置こうと思います。

前回の続きです。


公庫からの融資確定の連絡は郵便で来ました。

追加で提出する書類を送り、問題無ければ3〜4日で振り込まれる流れです。


追加資料には口座振替の為に返済していく金融機関の押切印が必要です。

これには実店舗の銀行口座が必要ということですので、我々のメインバンクの城南信用金庫生田支店に行って印鑑をもらいました。


城南信用金庫


その際、担当者からさっそく「おめでとうございます、ひとつご提案ですが小川社長、当行からも借入れしませんか?」との融資提案がでました。


今まで信用金庫から借入れなんて全く話にも上がらなかったやり取りが続いていたところから、一転、「借りませんか?」との流れには「世の中現金だなぁ」とつくづく感じました。


公庫は創業企業において金融取引の登竜門ってことでしょう。

公庫に見限られる企業に貸すべからず的な感じでしょう。

資金調達を考えると、減額してでも借入れができてよかったと思います。


信金の担当者いわく、コロナ禍で創業する企業がめっきり減ってしまい創業融資が滞っていたので、城南としても創業融資に最近力を入れ始めたとのことです。


顧問税理士の方と相談して信金からも融資をする運びで動くこととなりました。


政策金融公庫では書類提出の申請から入金まで1ヶ月程度でした。


一方で信金などの銀行から創業融資を受ける場合は保証協会の審査と手続きが間に入るので、手続きに時間がかかるそうです。

税理士さんいわく、信金、保証協会の人がめちゃくちゃ優秀であれば最速2週間で終わったケースもあるみたいですが、手続きが複雑のようで2ヶ月はみたほうが良いと言われました。


ちょうど金融機関の話が盛り上がってきたので、次回は少し時間をさかのぼって法人口座の開設について書いて行きます。

つづく

小川健介

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