この起業準備シリーズはNif Coffeeが開業するまでの軌跡を記憶が新鮮なうちに書き留めて置こうと思います。
公庫の面接では次の流れで1時間程度でした。
1.提出書類の確認とコピー取り
2.ビジネスについての説明と起業の背景
3.自分の職歴の説明
4.借入れ資金の規模感と現実的な話
1.提出書類の確認とコピー取り
・自己資金の証憑として自分と妻の通帳と所有している上場株式の証明書
・住宅ローンの返済予定表
・身分証明書
・源泉徴収票(私は確定申告していたので、今年の確定申告書控え)
これらを提出し、担当の方はまずすべてコピーを取りました。
2.ビジネスについての説明と起業の背景
事前に提出していた書類で詳細に書いてあったのと、税理士さんにつないで頂いていた事もあったので創業理由の確認でした。
自動販売機でのコーヒー豆の販売は珍しかったようで、その説明に少し時間を割きました。設置場所や機種やデザイン、操作している動画を見せるなど。
3.自分の職歴の説明社会に出てどんな人生を歩んで今に至ったかの説明
4.借入れ資金の規模感と現実的な話
今回借入れ希望額を1,500万円で申請していましたが、担当の方から創業融資でこの額は面談の時点でほぼ不可能と言われました。
必要資金の計算で削れるところは無いか?
稟議が通らないとその時点で0円回答になってしまうとのことで、借り入れる額の減額プランを相談していきました。
公庫の融資は融資失敗になると半年間は新たに借入れ申請ができなくなってしまうそうです、稟議にかけたら原則は結果待ち、交渉の余地は無いそうです。創業者が唯一頼りにできる金融機関の割には仕組みはとても厳しいです。
稟議の結果はなんと、融資失敗しました。。。
つづく
小川健介