去る2021年8月10日は私たちにとって特別な日となりました。そうです、工場でこの日に向けてメンテナンスをしていた焙煎機が納入される日なのです。詳報をお届けします!
焙煎店への焙煎機械の設置は、少し大きな釜であれば、設置のみならず焙煎中に発生する煙を排出する煙突工事もセットで行う必要があります。 そうしないと大量の煙が部屋に充満し、周囲に漂い、最悪の場合、消防車の出動に繋がる大迷惑になります。 煙を視覚的に薄くする機械はあるものの、臭いは消すことが出来ません。
建物の一番上まで煙突を立ち上げて、近隣に迷惑にならないように気を付けなくてはなりません!
とはいえ、まずは焙煎機の設置から。
Before。赤丸のあたり、200mmほど床上げしている通称「お立ち台」に設置予定です。
朝8時、本日ハ晴天ナリ。
ブロロロロロ。高所作業車に積まれ、毛布に包まれ到着。
さぁ!ここからどうする?どうなる!?
浮いた~~!これ300㎏くらいあるんですよ!どうかご無事で(作業員さんも釜も)
富士珈機さんは数々の修羅場をくぐってきているので、荷下ろしは難なくクリア。
ガラガラガラガラ
事務所を通過中。そこのけそこのけ御馬が通るぜー!
もちろん搬入できる開口サイズを設計してます。
そりゃ!赤池さんの靴下がかわいい。
何と設置予定の場所に1発で着地!ビシバシ!
2基のサイクロンも設置して室内ダクトの配管です。
水平器を使って美観も気にしながら、45°に曲げたダクトを右に左に微調整を行い、窓へ出します。ザ職人芸。
室内の配管がひと区切りしたら今回のヤマ場です。
あ、暑い。なんとこの日は猛暑日。申し訳ないです。。
「建物が日除けになっていて、直射日光が避けられるから良かったです」と杉井さん。いい人だ!サッカー元日本代表の内田さんに似ているイケメンだ!
あっし、お茶買ってきやす💨!
ディスクグラインダーからは火の粉が飛びます🔥キュィィィーン!
物件的に直線で煙突を立ち上げることが出来ないので、可能な限り空気抵抗が少ないように仕上げてもらっています。
45°のエルボを3D接続しながら敷設していきます。
店や物件が変わればダクト(煙突)立ち上げのやり方は全く異なります。私たちのテナント裏には高所作業車が入れないため、高い位置の接続はどうするんでしょうか?
DAY1終了。
DAY2
昨日よりは暑さが和らいでいるものの、30℃超え。
いよいよ2本の煙突の姿が露わになりました。
その頃、室内では焙煎機を操作する「操作盤」の電気工事が行われています。
設置完了ーー!!!
試しに一回焙煎をしてみます。ちゃんと動くかと富士珈機さん立ち合いのもと確認。
よし、問題なし!
何やら吊り下がっていますが。。。
パッカーーン!!今日の私の大仕事!やったどーー!
良い記念日になりました㊗
左から 富士珈機赤池さん、渡邉、富士珈機杉井さん、富士珈機関口さん
(この時だけマスクを外させてもらいました)
ご覧いただきありがとうございました。
渡邉