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コーヒーの産地:ホンジュラス 【コーヒー豆の通販ならNifCoffee】


Origin information Colombia_top

中米のコーヒーと言えば、皆さんはどの国を想像しますか?アンティグアという名産地を有するグァテマラですか?ゲイシャ品種で脚光を浴びているパナマでしょうか?実はホンジュラスはコーヒー生産量で中米イチを誇る国なのです。当記事では、そんなホンジュラスの基本データやコーヒー事情などをまとめてみました。コーヒー片手にご覧ください。

Nif Coffeeの「ふつう」「ふかいり」は味わいのコンセプトのもと、随時オリジンを変更してお届けしております。 内容は旬のスペシャルティコーヒーから厳選していますので、シングルオリジンのコーヒーとしてもお楽しみいただけます。

「とくべつ」は生産地の個性が突出している原料を選び、一番おいしく感じる焙煎度合いで仕上げます。

産地が変わる毎に味わいも大きく変わる、まさに【とくべつ】なコーヒーです。


スペシャルティコーヒー豆の通販はnifcoffeeにお任せください。





 

目次

 

1. ホンジュラスのコーヒーについて

1-1. 中米で1番の生産量

コーヒー生産地としては知名度の低いホンジュラスですが、実はその生産量は中米で一番多く、しかもダントツに多いです(2位グァテマラの約1.7倍)。南米も含めたアメリカ大陸で見てもブラジル、コロンビアに続いて3番目の生産量なのです。※1

それもそのはず、ホンジュラスのコーヒーの約30%はドイツへ輸出されており、次いで米国、ベルギー、イタリア、韓国、英国、フランス、スウェーデン。

日本へはわずか3%程度しか輸出されていません。

グアテマラ、エルサルバドル、ニカラグアと国境が接し、カリブ海に面した沿岸平野以外は森林に覆われた高原地帯で、さらに国土の33%は標高1000メートル以上であるなど、コーヒー栽培には非常にポテンシャルが高い生産国と言われていますが、生産エリアではインフラが整っていなかったり、生産量の98%は10万世帯の零細農家が支えているといった理由で、これまで品質のいい生産地としては認知されてきませんでした。




1-2. ホンジュラスコーヒーの歴史

ホンジュラスにコーヒーがいつ頃伝わったかという正確な記録はないですが、19世紀初頭にパレスチナ移民がコスタリカからオランチョの地に持ち込んだことが栽培の始まりと言われています。

そして1866年ドイツ人移民がマルカラの地でコーヒー栽培を始め、1876~1880年の自由主義革命でコーヒー栽培が広まりました。そこから近代的なコーヒー栽培になるのは、1970年代に入ってからで、ドイツ人移民がマルカラとその周辺に住み始めたことに加えて、穀物の工業化の波により生産量が増大しました。

現在そのマルカラ地域は、ホンジュラスの中でも高品質のコーヒーを生産する原産地名称保護制度が導入され、そのブランドが保護されています。





coffee cherrry
ホンジュラスの生産者


2. ホンジュラスの事

2-1. 国の概要

国名:ホンジュラス共和国(Republic of Honduras)

首都:テグシガルパ

国土※2:112,490平方キロメートル(日本の約3分の1)

人口※2:1,043万人

公用語:スペイン語

1人あたり名目GDP※3:2,397米ドル(2020年)。中米9か国中では、8番目です。



2-2. 危険な国なの?

首都のテグシガルパは治安の悪い都市ランキングでは常連なほど、ホンジュラスの治安は決して良いとは言えないようです。

nifcoffeeで働いてくれている深澤さんは、以前JICA(国際協力機構)のプログラムでホンジュラスに住んでいたことがあるので「実際どうなんですか?」と聞いてみました。


Mrs.Fukazawa
深澤さん

夜に出歩く人もいるようになったりと少しだけ安全になったものの、危ない事には変わりなく特に日本人は標的になりやすいそうです。最近は、治安の問題で首都テグシガルパでは公共バスが廃止になり、ブシートという乗り合いバスはあるものの、人々は歩くとこはせず車で移動するため(徒歩移動は危険なため)、渋滞がひどいらしいです。



2-3. ホンジュラスのご飯

引き続き深澤さんに聞いてみました。


写真はホンジュラスの伝統的な朝ごはんでTipico(ティピコ)というプレートです。

揚げたバナナの他に左側にある四角いものはケソというチーズでメチャクチャしょっぱいらしいです。トルティーヤを巻いて食べるのだとか。

ホンジュラスの人々は、朝ご飯と昼ご飯をしっかり食べて、夜は軽く済ますというスタイルらしいです。


Tipico
伝統的な朝ごはんティピコ

最近、都市部ではお洒落なカフェが増えてきたそうです


Signboard of Cafe
ホンジュラスで有名なカフェチェーン


Santa Lucia
サンタルシアの街並み

首都のテグシガルパから30分ほどの所にあるサンタルシアという街です。ここにJICAの日本語学校があるとの事。



3. ちょいネタ

3-1. 最近国旗が変わりました

国旗が変わると言ったら国家の1大事のように思いますが、ホンジュラスでは2022年に国旗が変わりました。気になるその内容とは、青がターコイズブルー(水色のような色)に変わるという変更でした。

要は国旗の青色が淡い色合いになった事になります(青→水色)。ちなみに国旗の青色は太平洋とカリブ海を意味しているらしいです。

一方で2020年にはフランスでも同様に国旗の青色が変更になりました。こちらはブライトブルーからネイビーブルーへの変更で、色が濃くなっています。



ホンジュラスの新しい国旗の色はこちらで確認できます。

National flag (Honduras)
変更前のホンジュラスの国旗(青)


以上、最後までご覧いただきありがとうございました!!

コーヒー豆の通販ならnifcoffeeにお任せください!



※1:米国農務省より

※2:外務省より

※3:世界銀行より




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