ブラジルに次いでコーヒーの生産量※が多い国コロンビア(※アラビカ種)。国土を縦断するアンデス山脈の恩恵を受けてバラエティーに富んだコーヒーが生まれ、良質なコーヒーの宝庫と言っても過言ではありません。当記事では、そんなコロンビアの基本データやコーヒー事情などをまとめてみました。コーヒー片手にご覧ください。
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目次
1. コロンビアのコーヒーについて
1-1. 世界で3番目の生産量
世界のコーヒー生産量を見ると、コロンビアはブラジル、ベトナムに続く3番目の生産量を誇り、全体の約8%強を占めます(1位ブラジルは約33.5%、2位ベトナムは18.5%)。
しかしながら、高品質のアラビカ種の生産量にフォーカスすると15%強で堂々の2位(1位はブラジルで約40%、3位はエチオピアで約8.5%)。ブラジル・コロンビアの上位2国で世界の生産量(アラビカ種)の半分以上を占めているのですね。※1
倉庫で出荷を待つコーヒーたち
1-2. 1年で2回も収穫されるの!?
コロンビアでは1年で2回コーヒーの収穫があり、それぞれメインクロップとミタカクロップと呼ばれています。多くの国は年に1回の収穫なのにとても不思議です。さらにコロンビアの国土は南北に長く、収穫のタイミングがちょっとずつズレるため、1年中どこかの場所でコーヒーの収穫がされている国なのです。
つまりは、いつでも穫れたてのフレッシュな風味を楽しむことができます。
真っ赤ではなくて、黄色に熟すコーヒーの品種もあります。
2. コロンビアの事
2-1. 国の概要
国名:コロンビア共和国(Republic of Colombia)
首都:ボゴタ
国土※2:1,139,000万平方キロメートル(日本の約3倍)
人口※2:5,034万人
公用語:スペイン語
1人あたり名目GDP※3:5,391米ドル(2020年)。南米12か国中では、8番目です。
2-2. コーヒーが世界遺産
2011年、コロンビアのコーヒー生産地の景観がユネスコの世界遺産になりました。
山間部の急峻な地で150年以上、数世代にも渡りコーヒー生産を続けている、北西部のカルダス県・リサラルダ県・キンディオ県・バジェデルカウカ県にある地域が「コロンビアのコーヒー産地の文化的景観」として登録されています。
参考)全日本コーヒー協会:コーヒーと世界遺産 Vol.2
3. ちょいネタ
3-1. 3桁の電話番号サービス
意外なところで意外な共通点があると親しみを感じるのが人の常というものでしょうか?
日本では「110」が警察への緊急番号と知られていますし、最近では「171」が災害用伝言ダイヤルとして浸透してきています。
また、3桁の電話番号は世界中にも存在し、アメリカの「911」は有名なところ。
そして、コロンビアにも3桁の電話番号はあり、日本と同じ番号で同じサービスが提供されているものがあります。
それが「117」の時報です。
ちなみに日本では「119」が救急・消防への緊急番号ですが、コロンビアでは救急は「132」、消防は「119」と分けて扱われています。
以上、最後までご覧いただきありがとうございました!!
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※1:米国農務省より
※2:外務省より
※3:世界銀行より