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「ふかいり」vol.8 グァテマラ アンティグア・グランデ 2022/3/28~出荷開始




質の高いコーヒーを数多く産出するグァテマラの名産地アンティグア。繊細な香りと甘みを感じる、上品な深煎りコーヒーです!


3/28出荷分から「ふかいり」の内容は、コロンビア-エベル・アンヘル・ゲバラさん に替わり、グァテマラ「アンティグア・グランデ」を焙煎しています。 アンティグアにある、アカテナンゴ火山の東側斜面で採れるコーヒーだけで仕立てた局所ロットです。ウンチクはほどほどに、まずはこの綺麗な味わいの深煎りコーヒーをご堪能ください!


商品に同封してある、カード記載のクイズ答えを先に知りたい方へ


グァテマラ人の主食は「トルティーヤ」。厚めのクレープのような食べ物で、色々なものを挟んで食べます。では、このトルティーヤは何からできているでしょうか?


NifCoffeeの「ふつう」「ふかいり」は味わいのコンセプトのもと、随時オリジンを変更してお届けしております。 内容は旬のスペシャルティコーヒーから厳選していますので、シングルオリジンのコーヒーとしてもお楽しみいただけます。





目次

1. 商品説明

1-1. 商品概要

地域:サカテペケス県アンティグア南西部サンミゲルドゥエニャス

標高:1550m~1700m

精製:ウォッシュト

品種:ブルボン


地図の左側にアカテナンゴ火山(Volcan de Acatenango)があります。

この商品はその山の東側斜面でのみ採れたコーヒーを集めて仕立てた商品です。

同じ山の同じ側を向いているという事は、日照時間や寒暖差などの気候条件もほぼ同じですので、均一な味わいの商品が出来上がる期待が高まります!

ちなみに収穫後の精製処理施設は同じ場所、トレサビリティは十分です!


1-2. 味わい

深煎りコーヒーと聞くと、ガツンとパンチの効いた味わいを想像する方も多いと思います。

そうゆう味わいも深煎りコーヒーの醍醐味のひとつですが、今回の商品はクリアな中にコクを感じる繊細なタイプのコーヒーです。

繊細な深煎りコーヒー?なかなか想像しづらいと思いますが、飲んで納得してもらえると思います。

飲み終えた後に残るカカオのようなコク、奥行きのある長い余韻をお楽しみください!うっかり冷めてしまっても綺麗な味わいは健在です!



2. グァテマラのコーヒーについて

2-1. 産地

グァテマラには「ANACAFE:グァテマラコーヒー協会」という団体が定めた8つの産地があります。

https://www.guatemalancoffees.com/


2-2. 名産地アンティグア

上記8つの生産エリアの中でも、アンティグアは高品質なコーヒー産地として名高く、多くの優良農園が存在するエリアでもあります。

コーヒー生産地としてのアンティグアは、 ➀高標高による十分な寒暖差 ②3つの火山に囲まれている肥沃な土壌 ③豊富な水源 という良質なコーヒーが出来るべくして出来る土地なのでしょう。そして丁寧で適切な精製技術が加わり、高品質なコーヒーが出来上がるのです。

十字架の丘(Cerro de La Cruz)から見下ろしたアンティグアの街並み。前方には「アンティグア富士」ことアグア火山が見えます。


2-3. 生産量 世界で何番目?

品質の高いとされるアラビカ種の生産量を見ると、世界で6番目の生産量です(3,870×1000袋)。ただし、世界の生産量からすると4%強といった数字です。


ちなみに1位はコーヒー大国ブラジル(35,000×1000袋)で全生産量(アラビカ種)の約40%、2位コロンビア(13,800×1000袋)約15%と続き、なんと上位2国で全生産量(アラビカ種)の半分以上を占めています。※1


3. グァテマラの事

3-1. 国の概要

首都:グァテマラシティ(Ciudad de Guatemala)

国土※2: 約108,889k㎡で日本の約3割弱の面積です。北海道と四国に+αしたくらいの面積です。

人口※2: 約1,660万人。首都グァテマラシティには約100万人くらいが暮らしています(人口の約6%)。

1人あたり名目GDP※3: 4,317米ドル(2020年)。世界では107位です。中米7か国の中では第3位ではありますが、2位のコスタリカ(12,057米ドル)とは倍以上の差があります。

主な輸出品※2: 衣類・繊維、バナナ、コーヒー、砂糖、カルダモン、食用油脂


バナナやコーヒーは想像できますが、カルダモンも主要輸出品なんですね。 カルダモンってカレーで使うイメージが強いですが、グァテマラはインドと並ぶカルダモンの一大産地。気候が育てるに適しているのだとか。 え、それだけ?と思うかもしれませんが、カルダモンはバニラ・サフランに次いで世界で3番目に高い香辛料なので、貴重な外貨収入源なのですね。

軽くて嵩が小さく高単価な商品は輸出産品として最適ですね。



3-2. 世界遺産アンティグア

グァテマラへは日本からだと飛行機で20時間近くかかるため身近には感じないかもしれません。ですが、アメリカからだと5時間程度でいけるので、欧米からの観光客はとても多いです。

今回は世界遺産として登録されているアンティグアの街並みを少しご紹介します。

わりと狭いエリアに見どころが集まっているので、1日あればじっくり探索できます。

サンホセ大聖堂


カプチナス修道院

1700年代に2度の大きな地震で大きな被害を被っていますが、今もその爪痕を感じる建物があり、歴史的価値の高い街です。


修繕工事中


ロマンチックな気分になるのも仕方なしです


朝の風景

歴史的な建造物の温かみある色合いと透き通るような青空、雄大な火山とのコントラスト、夕焼けに映し出される石畳、ライトアップされた幻想的な街並みが一日中楽しめます。


食堂にて


4. ちょいネタ

4-1. グァテマラ人の主食

「トルティーヤ」ってご存じですか?

トウモロコシの粉に水と塩を入れて練って(うどんの作り方のような感じ)、それから10~20cmくらいの円形に薄く伸ばして鉄板で焼きます。厚いクレープのような食べ物で、野菜や肉などいろいろな食べ物を巻いて食べます。手巻き寿司のような食べ方ですね。



以上、最後までご覧いただきありがとうございました!!



※1:米国農務省より

※2:外務省より

※3:世界銀行より





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